公開待ちの在庫を0本から最大3本に変えた
SNS投稿の運用を、少しだけ変えた。
これまでは「公開待ちが空になったときだけ、次の1本をつくる」という設計にしていた。1本を貼ったら、そこで初めて次の1本がつくられる。常に手元の在庫は0本か1本で、まとめて貼りたいタイミングがあっても、貼れるものが手元にない。1本ずつしか回らない設計だった。
これを、公開待ちを最大3本までためておける設計に変えた。0本か1本の運用から、最大3本の在庫を持つ運用への変更で、可逆な変更として実施した。合わなければ、また1本ずつの運用に戻せる。
きっかけは、1本目が実際に外に出たことだった。仕組みの上でいくら検討していても、実際に公開して、貼るという操作を自分でやってみるまで、その負担がどれくらいかは分からない。1本目を貼ってみて、貼る操作自体の負担は小さいと分かった。負担が小さいのであれば、在庫を複数持っておいても、貼る作業側のコストは増えない。
在庫を0か1に絞っていたのは、おそらく「作りすぎて内容が古くなる」「レビューが追いつかなくなる」といった心配があったからだと思う。ただ、これは実際に検証したわけではなく、設計時点の想定にすぎない。
今回、在庫の上限を3本に決めたことにも、明確な根拠があるわけではない。今の運用の様子を見ながら扱いやすそうな範囲として置いた数字であり、多すぎず少なすぎない、様子見の値という位置づけだ。
この変更で確かめたいことは一つで、在庫を複数持つこと自体が、新しい負担を生まないかどうかだ。3本ためておける設計にしても、結局レビューや公開の判断のところで詰まってしまうなら、在庫を増やした意味はない。逆に、詰まらずに回るのであれば、在庫の上限をさらに増やすという選択肢も次に出てくる。
もう一つ確かめたいのは、在庫が複数ある状態が、貼るタイミングの自由度にどれくらい効くかだ。これまでは公開待ちが常に1本以下だったので、貼るタイミングは「次が作られるのを待つ」形に縛られていた。在庫が3本まで持てるようになれば、まとめて貼りたいときにまとめて貼る、といった動き方ができるはずだ。実際にそうなるかは、これから運用してみないと分からない。
小さな設計変更だが、判断の基準としてやったことは同じだった。仕組みを頭の中で予測して固めるのではなく、実際に1本動かしてみて分かったことをもとに、次の設計を変える。今回も、1本が実際に公開され、貼るという操作を経験したことが、変更の直接のきっかけになっている。
可逆な変更なので、3本という在庫が扱いにくいと分かれば、また1本ずつの運用に戻せばいい。今の時点で言えるのは、在庫を増やしたこと自体ではなく、その判断のもとになった事実、つまり「1本目が実際に出て、貼る負担が小さかった」という一点だけだ。在庫が3本になって何が変わるかは、まだこれからの話になる。